調剤薬局というと何を思い浮かべますか?
「薬をもらいに行くところ」
そんな漠然としたイメージを持ってはいないでしょうか?
間違いではありませんが調剤薬局には他にも様々な役割があります。
そこで、調剤薬局をより便利に活用していただける機能を紹介しようと思います。
今回紹介するのは「残薬調整」についてです!
「残薬調整」とは処方箋の薬の処方日数を手持ちの薬の数と合わせて調整することです。
・処方された薬を飲み忘れてしまった。
・症状のある時しか飲まない薬がほとんど手つかずのまま残っているのに受診するたび処方されている。
これらの理由から生じる残薬を調剤薬局で病院に確認をとり、処方日数もしくは処方そのもの減らすことが出来ます。
残薬調整は残薬がある時だけの一時的な対応なので、残薬が無くなると処方は以前の内容に戻ります。
処方される薬の数が減ると、調剤薬局のお支払いも安くなることがあります。もし残薬がありましたら処方箋と一緒に調剤薬局に持参するか、できるだけ詳細な数を薬剤師に教えて下さい!
但し、何年前から残っている物なのかわからない場合は、薬にも使用期限があるため残薬調整をお断りする場合があります。
また、残薬があること自体が悪いという訳ではありません。残薬があることで病院の連休期間や急用、自然災害などの理由で受診が出来なくなってしまった時に薬を飲めなくなるリスクを減らせます。毎日飲む薬であれば1週間分程度の薬を緊急時用に持っておいたほうがいい場合もあります。
判断が難しい場合はいつでもご相談ください!
このほかにも調剤薬局をより便利に活用できるサービスを今後紹介していきたいと思います。
薬や健康に関することなど、気になることがありましたら是非薬剤師に相談してください。
(あおぞら薬局 弘前店)