梅雨が明け、暑い夏がやってきました。
弘前市では8月1日から7日までの間、恒例の弘前ねぷたまつりが開催されていました。
今年も見に行きましたが、海外からの観光客も多く、徐々にコロナ禍以前の活気が戻ってきていることを実感します。
ねぷた運航は夜に行われるとはいえ、気温が高く、見ているだけでも汗をかくほどでした。
「汗」と言えば・・・この時期に多く見られる熱中症です。
熱中症は気温や湿度の高い環境下で、体温調整が上手くいかなくなることで、めまいやだるさといった様々な症状を引き起こす状態です。
熱中症を引き起こす原因の一つとして、汗のかきすぎが挙げられます。
汗の99%は水分ですが、微量ながら電解質が含まれています。
汗に含まれる電解質には主にカリウム、ナトリウム、アンモニウムなどがあります。
汗をかきすぎると水分が失われるだけでなく、これらの電解質も失われるため、血液中の電解質バランスが乱れ、様々な不調をきたすことになります。
熱中症の主な初期症状としては、めまいや筋肉痛、過剰な発刊があります。症状が進行していくと、吐き気や脱力感が起こることがあり、重症になると、発熱や倦怠感、けいれんが現れるようになります。
熱中症を予防するには
①こまめな水分補給
一度の量は少なめに、15~30分程度の間隔を空けて補給するように心がけましょう。
➁電解質の補給
・スポーツドリンクや経口補水液には電解質が含まれています。浸透圧が調整されている
ため、吸収されやすく、水やお茶よりも水分の補給にも優れています。
・塩飴などの塩分タブレットでも補給できます。
③涼しい場所に移動する
・冷房設備のある屋内、風通しのいい日陰で体を休めましょう。熱中症になってしまうと、せっかくの楽しいイベントも楽しめなくなってしまうかもしれません。そうならないためにも、こまめな水分補給と電解質の摂取を心がけてみてください♪
あおぞら薬局 弘前店