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こんにちは。

皆さんは【御城印】って知ってますか?お城版御朱印です。全国各地の城、城跡にて販売されており御朱印と似てますが登城証明兼お土産みたいな物です。国宝の城、日本100名城に選ばれている城、それ以外の城跡といった各城や自治体によって販売されており歴史好き、城好きには堪らないです。

私達の店舗がある青森県は戦国時代では南部氏が治めた南部領でした。そんな南部領は、【三日月の丸くなるまで南部領】と言われており、月が三日月の頃に南部領に入ると、連日歩いても領内を通り抜けられるのに満月になるまで日数がかかるぐらい南部が治めている領地は広大だ。という意味で、現在の青森県、岩手県遠野市までと秋田県の一部が領地でした。南部領は【南部お城めぐり】として領内の城、城跡の16城が参加してます。私は歴史好きなので、これを機に【南部お城めぐり】に参加してみようと思います。

私は青森県の県南地方に住んでいるので、日本100名城にも選ばれている【根城】を攻城してみました。根城は鎌倉時代が終わり南北朝時代の始めに南部師行氏によって築城されたお城です。根城(八戸)南部氏として子孫が岩手県の遠野へ領地替えするまで約300年治めてました。この間一度も落城することがなかった名城です。

天守閣が無いのでお城?となりますが、中世の城館ということで注目されています。安土桃山時代(戦国時代)以前の城なのです。天守閣が存在する城は安土桃山時代からということになります。

現在は史跡公園として整備されていて、有料エリアの本丸は発掘調査により城としての機能が最も充実した安土桃山時代の姿を忠実に復元していて必見です。本丸では主殿以外も板倉(ふだん使わない道具を保管する蔵)、鍛治工房、工房、番所、上馬屋、中馬屋が復元されており当時の面影を見れます。八戸保存樹木3号の大イチョウもあり見どころ満載です。

無料エリアの中館エリアに遺跡全体模型が設置してたり、観賞用の木として桜やいちょうの木が植えてあり、その他に実のなる木として栗、柿、桃、梅などが植えられていたり、城門の付近には薬草園が整備されていました。

攻城日はあいにく冬だったため薬草や桜等咲いていなかったので、また咲いている時期に見てみたいです。赤い南天の実はなっていました。

城門の前には八戸市博物館があり、こちらも有料展示ですが南部地方に関する歴史展示や重要文化財等も展示してます。展示物には南部家ゆかりの品、書状なとがあり歴史を感じます。珍しい物では、昔の薬屋の看板も展示してあり、薬局の前進にあたるので珍しいですね。

本丸エリア、博物館に料金所がありそれぞれ入館料がかかりますが共通券があるので両方見る時は共通券がお得です。

忘れてはいけない、大本命の御城印ですが料金所にて販売されてます。根城限定の御城印帳も販売されていて紺地に大イチョウのイチョウの葉が箔押ししてありシンプルですがそれがとても良いです。

始まったばかりの【南部お城めぐり】はまだまだ続きます。

(あおぞら薬局十和田店)